4w1h ホットサンドソロ

食パン1枚使いの「ちょうどいい」ホットサンドメーカー。

グッドデザイン賞2020 受賞

「朝食に食パン二枚って、そもそも多くない?」というミーティングでの会話から、この商品のデザインが始まりました。一般的なホットサンドメーカーは食パンを2枚使います。いつもは朝食にトースト1枚一人で食べる人には少々ボリュームが多いという、シンプルな発見がスタートでした。

食パン一枚で具を包み込むための様々な形を検証しました。観音開きのような特異な形状を経て、シンプルな二つ折り構造に。セット時にパンがはみ出さなないように波型のふちを設けることで、具材を簡単に包み込めるようになりました。またこの波型のふちは、耳をしっかり圧着してカリカリ食感に仕上げてくれます。

具材をたくさん入るように深さに余裕を持たせると、閉じた時に食パンが切れてしまいます。ちょうど良い深さ設定、パンのセット時や焼いている時安定する形状を、3Dプリンターを用いて繰り返し検討しました。返し間違いを防ぐため、焼き面をツートーンカラーに塗装しています。日用料理道具として永くご愛用頂ける佇まいを目指しました。

コンセプトは5w1hからWhere(キッチン)を除いた4w1h。「そもそも」 「いつ」 「だれが」 「なにを」 「どのように」 というキーワードから、キッチンツールを再編集して行くブランドです。 リリースから2年、本体を取り外し出来るようアップデートされています。

→4w1h商品紹介ページ →グッドデザイン 受賞ページ

Client : 株式会社燕三条キッチン研究所(新潟県燕市)
Branding:株式会社フレーム(新潟県新潟市)
Copywriting:仲川京子(新潟県新潟市)
2020